これから旅をするために


フィリピン 準備 2015年03月07日

 これから旅をするために、注意点とか覚えておいたほうがいい事を書いておこうかと思います。
 フィリピンでやることがなくて、ヒマなので長文です。

旅の方法論

 いろんなスタイルがある。僕はなるだけ陸路なんだけど、大陸間移動なんかは飛行機使うというスタイル。
 チャリダー、ライダー、世界一周航空券。ヒッチで回る人もいるし、リアカー引いてる人もいる。LCCをバンバン使うのもいいのかもしれない。一周航空券はテクニックやコツがあって、それは調べると出てくるので、グーグル先生に聞くといいかも。

予算

 だいたい1ヶ月10~15万円と言われています。僕は物価の比較的高い国は15万円、安い国は10万円くらいです。でも、ぼくはほぼ2日に1回は移動があるというスタンプラリースタイル。交通費ってのはかなりかかるので、沈没型の人はもっと安く旅してます。
 あとぼくは別腹でエアチケットやダイビング、数日間のツアーなどを考えていました。そう考えると2年で350万円ぐらい。予算は旅に何を求めるかでかなり変わります。でもそれって旅してみないとわかんなかったりね。

情報

 旅において情報はとても大事。みんなパソコン、タブレット、スマホ使って調べてる。今はほとんどの宿にwifiがついています。僕は旅人のブログを参照するのが主でした。情報が細かくて多いから。あと地球の歩き方が自炊されてるやつがインド発で出回ってるので、旅人からもらったりする人もいるし、ロンプラはそもそもPDFを購入できる。
 スマホやタブレットのGPS機能を使って旅している人も多いです。それなら道に迷うことがない。地図アプリも使っている人が多く、有名どころだとmaps.me。
 また現地でsim購入して旅をする人もいる。パケット代も含むのでデータ通信できるし、ツアーデスクや宿に電話かけられるので、便利です。

 次回旅をするならば、やはり僕は旅人のブログを参照すると思います。歩き方とかロンプラはまとまってるけど、情報が少ないんで。また、パソコンはもう持ち歩かないと思う。たまーにビザ申請時の書類作りにエクセルがいるってこともあるけど、ネットカフェでできるし。スマホだけあれば、ブラウジングもメールもできるので十分です。パソコンは重いし、壊れないか心配なのですごくストレスになるのです。ブログ持ってたとしてもスマホで更新できるしね。

 と、いろいろ書きましたが、移動情報や宿のことは調べなくても現地で聞いて何とかなったりします。
 ただ、国単位の情報は事前に調べたほうがいいです。ビザのこと、その取得方法と場所、滞在可能期間、治安のこと、通過できる国境、通過するために必要なもの、通貨レートなど。それらの情報は知らないと、大きく損をしたり、国単位での袋小路状態になったり、下手すると人に迷惑かけることもあるので。直前の国ではビザが取れないケースも最近では多いです。
 できれば、行くことがわかった時点で調べたほうがいいかと思います。

荷物

 バックパックの大きさは50Lと20Lくらいのバッグの組み合わせが一般的。僕は5Lと35Lのバッグでした。35Lだと飛行機に持ち込むことはできます。バスの中は時と場合による。35Lだと拒否されることも。25Lなら確実に持ち込めます。でも、25Lだと南米のバスだと足元においておくと引っこ抜かれて盗まれることもあるので注意です。
 次に旅をするのであれば僕は10Lのバッグに貴重品とか入れて、メインのバッグは50Lぐらいがいいです。50Lあれば、服やお土産、テントが増えても対応できるし。50Lのバッグに盗まれて困るものを入れなければ、気兼ねなくバスや飛行機に預けられるし。実際に必要な荷物は25Lあれば入りますけどね。

 paago worksというブランドが容量可変のバッグを出しているので、それもいいかもですね。ただ高いので僕は却下。安くて盗まれても気にならないバッグパックがいいです。
 逆に貴重品を入れる10Lのバッグは信頼してるortliebの防水バッグを使いたいですね。これにはお金を出したいです。

衣食住

 まず、衣。これは僕は4周分のTシャツとパンツと靴下。パーカー程度の防寒具、ズボン、水着。でも、でっかいコートを手持ちしてました。日本で暖かくてバッグに入るガウン買ってったほうがいいです。

 食。これは外食もするけど、自炊も大事。特に長旅だと現地食の肉肉しさ、油っこさ、イモばっかりには飽きる。野菜も食べたくなるし、長旅で健康を維持するためにはバランスのよい食事は重要。
 僕は箸とでっかいスチールのマグ、あと食材はコンソメ、塩、油、たまにニンニクとかショウガを持ってました。醤油とか持ってる人も多かった。あとなぜかカレー粉を僕はもってたけど。んで、野菜とかを現地で調達。ヨーロッパ、アフリカ、アメリカ大陸はキッチンのある宿が多いので、あったほうが絶対にいいです。料理苦手でもそのうち覚えるし。

 最後、住。これは具体的にはテント、寝袋、マットレス。基本は要らないです。でも、アフリカ旅するなら絶対いります。アフリカはヨーロッパのバックパッカーがたくさんいて、宿にテント泊する文化ができてます。その方が安いので。でも現地で購入できます。

 あと冷房の効きすぎたバスや列車は世界のどこにでもあるので、薄くてもいいから毛布があると便利だったりする。僕は次に旅するなら、テントは持ってかないけど、毛布は持っていく。アジア人はヨーロピアンに比べて寒さに弱く、ドミのヨーロピアンがクーラーやファンをガンガンかけてても、毛布があると心強いです。

現金

 これは、国際キャッシュカードか、クレジットカードのキャッシングで入手。国際キャッシュカードは銀行やJTBで、クレジットカードはクレジットカード会社で作れます。一般的にはクレジットカードのほうがお得と言われています。
 それと現金はある程度持ってたほうがいいと思う。カード関連なんかあったときに困るし。これは米ドルで。米ドルが両替できない国って基本的にないから。でもヨーロッパとその周辺国、具体的にはEU加盟してない東欧諸国とかトルコ、モロッコなんかはユーロが便利です。行く国がそこら辺に限られてるならユーロのが楽です。宿の支払も、ユーロでできたりします。

 でも基本的には米ドル。そして、忘れてはならない闇両替の話。各国いろいろ事情があるけれど、公定レートよりいいレートで両替してくれる国が存在する。そういう国ではATM使ったり、銀行で両替すると大きく損をします。具体的にはウズベキスタン、スーダン、マラウィ、ベネズエラ、アルゼンチン。他にもあるかもだけど、ここら辺が有名どころです。こういう国には米ドルを持ち込んで、闇両替が基本になります。また、でかい札のほうがレートがいいことも多い。100ドル札が使いづらいからいらないって人もいるけど、僕だったら大事に保管しておきます。
 また、アメリカじゃなくても米ドルがATMで下ろせる国は多い。トルコ、ジンバブエ、エルサルバドル、パナマ、ウルグアイあたりが有名どこだけど、これは探せばいろんな国の大都市で下ろせるはず。でもパナマ、エルサルバドルでは下ろせる一番大きな札が20ドル札だったりするという点も注意が必要です。
 あと闇両替はやっぱり闇で違法なので、気をつけてください。特にベネズエラはチェック厳しいので。

海外旅行保険、予防接種、マラリア

 予防接種と海外旅行保険は個人の自由かと思います。
 でも保険に関しては周りに迷惑かけないためにも入ったほうがいいと思う。遺体の輸送費用って数千万単位でかかるので、死んだとき迷惑かかります。クレジットカードの保険だと3ヶ月なので、ちゃんと長期のものに入ったほうがいいですね。ちなみに保険のキャッシュレスメディカルサービスは、対応病院が少なくてあまり役に立ちません。気にしなくていいです。
 また、予防接種は日本以外でも受けられます。有名どころだとタイ。黄熱病は無料で受けられる国がけっこうあります。そのかわりに、黄熱病のイエローカードの提示を入国時に義務付けている国もあります。

 あとマラリアですね。マラリアには予防接種はありません。致死性のマラリアが蔓延しているアフリカを旅する場合は薬を持って旅をします。薬には大きく3種類あります。
 まず予防薬。これは飲んでいればマラリアに感染する確率を下げてくれるというもの。予防薬にも数種類あり、毎日飲まなければいけないもの、週に1度でよいもの。予防率も違うし、副作用が強くて、薬を飲む方が辛いケースも。
 次に検査薬。これはマラリアの疑いがある時に自分でマラリアか判断できる。マラリアは風邪と似た感じの症状になったりも。実際、風邪だったとしてもアフリカにいたらマラリアなんじゃないかって不安になるしね。次の行動をどうするか考えるためにいいかも。
 最後に治療薬。これはマラリアなんじゃないかって思ったらすぐ飲む。でないと効かないのだけど、自分でマラリア治せる。治せないこともあるみたいなので、本当はすぐに病院に行くのがいいのだけど、バックパッカー金無いし、僻地にいるときはどうしようもない。

 僕は予防薬のドキシサイクリンと治療薬のコアルテムを持って旅してました。マラリアか自分ではわからないケースもあると聞いたので、予防は大事。疑いがあったらコアルテムで治す。コアルテムが便利なのは風邪にも効くこと。僕はマラリアの可能性は低いなって思ったときも、熱下げる意味でも有効なコアルテムを飲んでました。実際、2回服用。服用始めたら3日間飲み続けます。僕はアフリカはそれ持ってたし、そのあともコアルテムは持ってました、便利なので。
 他にも色んな薬があるので、自分の考え方にあったものを選ぶのがいいと思います。

セキュリティの話

 これは地域によって気をつけるポイントが違ってきます。
 アジアでは、基本的にダマシやボッタくり、こっそり盗むとか、睡眠薬強盗的なものが多い。これは体格の小さなアジア人では強盗的な強行犯罪は難しいといわれているからだと思う。なので、騙されたりしないように。また宿にお金を置いておいたり、バスに預けてると盗まれたり、できるだけ体から離さないほうがいいかも。
 アフリカだと強盗なのかな。アフリカはみんな気をつけているからなのか、あまり犯罪経験の話を聞かなかったです。でもケニア、ウガンダなどでの宿の強盗の話などもあるので、宿選びを慎重にしなくてはならない。
 南米では強盗がメイン、と言われてきました。でも近年は首絞め強盗や、コロンビアの週末強盗の話をあんまり聞かなくなりました。その代わり、ブエノスアイレスを中心にケチャップ強盗が多い。強行犯罪ではあるけれど、ダマシの要素が入っているってところがミソ。また南米は祭りが多く、人ごみの中で集団で囲んでカツアゲをするというのが多いです。祭りなど人ごみが多いところに行くときは、荷物を持ち歩かないようにしなくてはならない。これはアジアとは逆ってことになる。
 なんにしろ、外務省の安全情報を参照して、何に気をつけるべきなのかチェックしておくといいです。

言葉

 言葉が通じたほうがもちろんいいにはいいんですが、結局ボディランゲージのほうが通じたりするのでなんとも言えません。

 もし勉強するなら、まずは英語。通じる国も多いし、通じない国でも宿の人は話せたり。旅人同士仲良くなるのにもいい。ローカルと話せなくて日本人いなくても友達ができる。
 英語を学ぶなら、やっぱりフィリピン。ここは学費安く英語の授業を受けられる。旅人も多いから友達もできると思う。あとはオーストラリアにワーホリ。お金稼いだり、語学学校行ったり、旅したり、一年自由に過ごせる。ニュージーランドもワーホリvisa取りやすい国なのでいいかも。

 次点はスペイン語。これも習ってる人が多い言語。旅の魅力たっぷりの中南米は9割スペイン語。日本人はスペイン語習得が早いらしいし、中南米旅してる欧米人もけっこうしゃべれるので友達ができる。実はアメリカもスペイン語人口が増えているので、空港の標識とかスペイン語もある。
 スペイン語はアメリカ大陸南下ならグアテマラ、北上ならボリビアで学ぶ。物価が安いので、長く学べるし、観光資源もけっこうある。

 そのあとはいろいろあります。旧ソ連圏は英語通じないけどロシア語が強いので、かなり便利。アラブ圏は当然アラビア語。西アフリカはフランス語が通じる。あんまり知られていないけど、旧ユーゴとかはイタリア語が通じるのと、ヨーロッパはドイツ語圏がそこそこ広い。フランス語、スペイン語、イタリア語、ポルトガル語はラテン系で似ていて、一つわかると他への理解が早いらしい。あとは東アジアン同士仲良くなりやすいので中国語、マンダリンとか、韓国語なんかもいいかも。

 僕はというと旅中には学んでないです。でもロシア語はキリル文字が9割読めるし、単語も少しわかる。アラビア語は文字はちんぷんかんぷんだけど、数単語知ってるし、数字も読める。スペイン語はthis is a penレベルの文章なら作れるレベルで、旅に必要な会話には問題ありません。
 英語に関しては学生時代に留学もしてたけど、一番使う言語なのでかなり上達しました。ネイティブと話すと尻込みするけど、ノンネイティブとなら、ほぼストレスなく喋れます。要するに旅をしていれば、自然と身につきます。

ブログについて

 オススメしませんね。自分の安否確認や写真のアップならFacebookで十分です。ツイッターやインスタグラムならもっと楽だし。ブログは更新頻度が求められるメディアなので、知り合い以外の人に見てもらおうとしたら、毎日更新、ネタも考えて、旅を楽しむ余裕がなくなります。それでもセルフブランディングとかしたい人は、やったらいいのでは無いですかね。
 僕の場合は、今まで色んな情報ブログに助けられて旅をしているので、僕もお礼のつもりで情報を拡散したくてブログやってました。だからおもしろく書いて無いので、その点は楽でしたね。ただ、情報を細かく載せるってのもけっこう骨が折れるので、もう書きたくないです。

注意すべき国

 イスラエル、ヨーロッパ、アメリカについては知っておいたほうがいいことがあります。世界各国様々な事情があるので、入国前にそのことを調べるのは当たり前なのですが、上記の3つに関しては影響範囲が大きいので、旅をする前から知っておいたほうがいいかも。

 まず、イスラエル。
 イスラエルの入国スタンプがあると、イラク、レバノン、リビア、サウジアラビア、スーダン、シリア、イエメン、ソマリアに入国できなくなります。対立国家なのですね。しかし、イスラエルは現在、基本的にノースタンプで入国できます。別紙に押すのが主流です。でも注意が必要なのは、イスラエル入国時に出国した国のスタンプで、イスラエル入国がばれるパターン。これはばれないこともあるので、神経質にならなくてもいいかもですが、もし気にする場合は、ヨルダンのキングフセインブリッジ国境を通過することで大丈夫です。詳しくはそのときの記事を参照。
 また、逆にムスリム国への入国履歴があるとイスラエル入国時に嫌がらせされます。僕はパキスタンビザを持っていたので、それでイスラエル入国時に2時間待ち。でもそれは入国できるので大きな問題ではありません。

 次にヨーロッパ。これはシェンゲン条約の話。
 ヨーロッパっていうかEU、もっと正確に言うとシェンゲン条約の加盟国と協力国は、それらの国を往き来する場合、パスポートチェックがありません。めっちゃ楽なんだけどちゃんとルールもあって、シェンゲン区域には「いかなる180日間においても90日間しか滞在することができない。」というもの。簡単に言うと半年間で90日しか滞在できないよってことです。
 シェンゲン区域は広いので、ゆっくりしてたら90日では足らなくなります。これには抜け道もあるようですが、僕は詳しく無いので割愛。

 最後はアメリカ。
 まず、エアで入国の際に出国のエアチケットが必要ですが、そういう国はたくさんあります。問題はここからで、その出国先がカナダ、メキシコ、カリブ海諸国へのものはダメなのです。めんどくさい。
 またアメリカの空港は、トランジットの際に必ず入国します。アメリカはネットで申込むESTAというビザが必要なのですが、トランジットするだけでも用意しなくてはならない。
 で、この2つのことが混ざるとどうなるかというと、たとえば、日本からアメリカを経由してメキシコに飛ぶ場合には、メキシコか、もしくはアメリカから他国に出国するエアチケットを別に持っていなければならない。なぜなら、アメリカには入国するし、アメリカに入国する際には、出国のエアチケットが必要で、さらにメキシコに出国するチケットは、それとは認められないため。
 この対策としては、やはりダミーチケットになります。
 ちなみにそういうチェックは実際には税関ではなくて、航空会社がチェックインのさいに確認します。これは乗客が到着国に入国できなかった際、その乗客を出発国に戻す義務があるためです。

 他にも世界各国様々な事情やルールがあるので、事前に調べることをお薦めします。



 と、これから旅をするために知っておいたほうがいいこと、考えたほうがいい事をまとめておきました。案の定、長くなりましたね。これは僕のためのメモでもあるのですが、これから世界一周だなんだの旅をスタートさせる方の参考になればと思います。






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