カラコルムハイウェイ
イスラマバード→カリマバードの話です。まずは、PIAについて。
27日、運よく、ギルギット行きのチケットの購入に成功。で、翌朝5:45に頼んどいたタクシーが来ず、飛行機のチェックインがあるので、僕も若干神経質であり、待たずに他のタクシーをつかまえました。500ルピー。これもたぶん適正より高いと思う。
空港に入る際に、フライトを確認されます。また、チェックインカウンターの前に荷物検査で、初めて体を触られての所有物チェック。チェックイン後に、もう一回。けど荷物は中を開けられなかった。
テロとかあるから、そこらへん厳しいっぽいです。
飛行機はキャンセルされず、運行。初のプロペラ機でした。値段は10000ルピーくらい。
写真は機内食。しばらくすると山々を飛行機の窓から確認できるけど、通路側の席だったので、写真はまともに取れず。
ナンガパルパットだと思うけど、それの頂上が同じ目線でした。GoogleMapとかで見ると、山ってひだでしかないけど、やっぱりでかい。地図や写真見て、行った気になっちゃいけないなって思いました。
そして無事に着陸。ここ数日はすごく晴れているらしく、僕はとてもラッキーでした。
ギルギットでは250ルピーで空港からバススタンドへ。バスターミナルじゃなくてバススタンドって言うみたい。そこでカリマバード行きのチケットを270ルピーで購入。人が集まったら出発なので、しばらく待ちます。9時前に買って出発が11時ちょうどくらいでした。
ただ、一人でボーっとしてると、人が入れ代わり立ち代り話しかけてきて、全然飽きない。まったく暇にならずに話せた。地元じゃなくてパンジャブって地域から来たらしい人がいて、その人とはFacebookの交換まで至りました。マンゴージュース奢ってくれたし。
いろんな人といろいろ話す中で印象的だったのは、宗教について。
「神様が見てるから、外国人や貧しい人に優しくするのは当たり前で、それこそが信仰だ。賽銭をあげるのは、そうとは言えない。」
こういうのは抽象的な話なので、上記とは若干ニュアンスが違うかもですが、なんか感動しました。フンザの人は優しいって言われてるし、確かにめっちゃフレンドリーで優しいんですが、そういう宗教観もその理由の一つなのかも。学ぶことは多い。
そしてバス。バスっていうか、ハイエースなんですが、一列3人だと思ったら4人で狭い。運転手含めて19人乗ってました。で、途中で降りたり乗ったりしながら、カリマバードへ。
写真は途中の村です。見づらいけど森の辺りがそうで、細い線がいくつか入ってますが、そこが道路。向こう側と、こっち側の間にはかなりの激流が流れていて、深い谷なので橋は点在してる感じ。
こんなところに住んでいるんだと感動します。日本の田舎に行っても山深くに民家があってびっくりしますが、そのスケールが全然違う。まず山がでかいし。
若干イスラマバードの雰囲気が苦手で、少し滅入っていたのですが、元気出てきました。
地図見て行った気になるんじゃなくて、色んな国回って、目で確かめて、できれば話す。地図では人が住んでることを想像できず、どこか無色で無機質です。でも、自分で回れば自分なりにその国のことを知れて、地図に明かりが灯るというか、そこに住んでる人たちのことを思い浮かべることができます。
そういうことこそ、したかったんだよなって、思い出させてくれました。元気でた。
ちなみにカラコルムハイウェイってのが、イスラマバードから中国まで延びてる道で、僕はギルギットからカリマバードまで通りました。舗装されているところは、かなりしっかりしていて速度も出てましたが、舗装されてないところはガタガタ。舗装されているところのほうがが多かったです。あとめちゃめちゃホコリっぽいです。
カラコルムハイウェイのみ、つまりバスで来る人もいるようです。危険だと思ってるローカルもいれば、安全だと思ってるローカルもいるようです。僕はたまたま話した2人が、危険だって言ったのを信じて飛行機にしました。
もちろん安いのはバスです。そして現在、イスラマバード→ギルギット間では警察の車両がついて運行しているようです。そのせいで、更に時間がかかっているらしいのですが、そういった意味でも止めたほうがいいというのもあるのかもしれません。
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